ハードウェア 立体視を叶える!アクティブシャッタ方式とは?
近年、映画館や家庭用ゲーム機などで、奥行きのある映像を体験できる立体視が普及してきています。この立体視を実現する技術はいくつかありますが、その中でも、アクティブシャッター方式は、高い臨場感が得られることから、広く採用されています。今回は、このアクティブシャッター方式の仕組みや特徴について詳しく解説していきます。まず、人間の目が、どのようにして立体を認識しているのかについて説明します。人間の目は、左右それぞれが少しだけ異なる位置から物を見ることで、視差が生じます。この視差が脳内で処理されることで、私たちは物の形や奥行きを認識しています。アクティブシャッター方式では、この人間の視覚の仕組みを利用して立体視を実現しています。具体的には、まず、ディスプレイに、左目用と右目用の映像を交互に高速で表示します。そして、それと同期して、専用のメガネの左右のレンズの透過を交互に遮断します。つまり、左目用の映像が表示されている時は左目のレンズだけが透過し、右目用の映像が表示されている時は右目のレンズだけが透過する仕組みになっています。このようにして、左目と右目にそれぞれ異なる映像を届けることで、あたかも実際にその場にいるかのような、リアルな立体感を体験することができるのです。
