機械学習 マイクロ平均:機械学習モデル評価の基礎
- マイクロ平均とはマイクロ平均は、機械学習モデル、特に分類問題における性能を測る指標の一つです。多くの種類を分類する際に、それぞれの種類の予測精度を単純に平均するのではなく、データを全てひっくるめて評価を行います。マイクロ平均は、データ全体に対してモデルがどれくらい正確に予測できているかを理解するのに役立ちます。 例えば、犬、猫、鳥を分類するモデルがあるとします。それぞれの動物に対する画像データが100枚ずつあるとします。犬は90枚正しく分類できた一方で、猫は80枚、鳥は70枚しか正しく分類できなかったとします。単純に平均すると、(90+80+70)/3 = 80%の精度となります。しかし、マイクロ平均では、全体で正しく分類できた数と、そうでない数を数えます。この場合、全体では240枚正しく分類できており、300枚中なので、マイクロ平均は80%となります。マイクロ平均は、データの量に偏りがある場合に特に有効です。 例えば、犬の画像データが1000枚、猫が100枚、鳥が10枚しかない場合、単純平均では犬の精度が大きく影響してしまいます。しかし、マイクロ平均では、それぞれのデータが均等に扱われるため、偏りの影響を受けにくくなります。マイクロ平均は、モデルの全体的な性能を把握するのに役立つ指標ですが、クラスごとの性能差を把握するには、それぞれのクラスの精度を個別に確認する必要があります。
